最終更新日 2024年3月14日 by co-in
こんにちは。co-inと申します。「Company」と「Interpreter」の頭文字2文字ずつを取ってco-inです。Zoom会議に通訳者の派遣を行っております。
Zoom会議やウェビナーを主催したり、企業さんのZoom会議開催をお手伝いしたりする中で、よく画面の表示についての質問を受けます。この記事では非常に便利な機能である「ビュー(スピーカービュー/ギャラリービュー)」「ピン留め」「スポットライト」についてまとめました。これらのやり方を理解しておくことで、会議主催時にスムーズにやりたい会議を実現できます。
co-inでは、Zoom会議の運営のお手伝いも行っておりますので、必要な場合がありましたらいつでもお気軽にフォームからお声掛けください。
スピーカービュー/ギャラリービュー機能
スピーカービュー/ギャラリービュー機能を利用することで、画面上の参加者の表示をお好みに変えることができます。
ビュー機能とは?(スピーカービュー/ギャラリービュー)
Zoom会議に参加する際の見え方を調整できる機能です。Zoomでは2つのビューを用意しています。
1つ目は、「スピーカービュー」です。話をする人に焦点を当て、その人だけが大きく見えます。
2つ目は、「ギャラリービュー」です。参加している全員が同じ大きさにタイル状に並びます。1つのページに表示できる人数は、PCでは最大25名、スマホでは最大4名、タブレットでは最大9名です。
話している人にしっかりと焦点を当てたい時は「スピーカービュー」が便利です。一方、頻繁に話し手が変わるような画面では、同時に全員の顔が見える「ギャラリービュー」が便利です。
ビューの設定は個人個人に適用するため、自分の設定が他の会議の参加者(同じ会議に参加している他社を含む)のZoomに影響しません。そのため、他人を気にせず自分が見やすく、使いやすいビューに設定をすることが可能です。
ビュー機能の使い方
Zoom会議をしていると、右上に「表示」ボタンがあります。そちらをクリックすると、「スピーカービュー」「ギャラリービュー」という文字が見えるかと思います。ここをクリックするだけで反映されます。
ビュー機能についてよくある質問
Zoom会議やウェビナーの運営をサポートする中で、ビューについて頻繁に受ける質問を2つ解説します。ビューに関する疑問が解決しない場合は、気軽にお問い合わせください。(問い合わせ)
Q.ギャラリービューで画面をすっきりさせるにはどうしたらいいか。
A.「ビデオ以外の参加者を非表示」する機能を利用して、ギャラりビューに映る人の人数を減らすことができます。
この機能を使うと、ビデオをONにしている人たちだけが画面に表示されるようになります。
以下の2ステップで利用可能です。
1人のビデオオフにしている参加者パネルの右上から「ビデオ以外の参加者を非表示」とすることで、ビデオオフの人全員がギャラリービューで非表示になります。
Q.ギャラリービューに表示する人数はどうやって増やせばいいでしょうか
A.ギャラリービューで1画面に表示できる人数は49名まで増やすことが可能です。PCで参加している場合、25人表示がデフォルトですが、49名までならお好みの人数に設定することができます。
以下の2ステップで利用可能です。
- 画面下に表示されているビデオの開始/停止ボタンの右上にある「^」をクリックし、「ビデオ設定」にすすむ
- 設定が開きますので、左メニューで「ビデオ」に選び、最下部の「ギャラリービューで画面あたりに表示する最大の参加者数」で「49名の参加者」にチェックを入れる
ピン留め機能
ピン留め機能を利用することで、スピーカービューの時、画面が頻繁に切り替わるのを防ぐことができます。
ピン留め機能とは、ピン留め機能の使い方、ピン留め機能についてよくある質問の順に説明していきます。
ピン留め機能とは?
スピーカービューを利用している際に、指定した人を常に大きく表示する機能です。
スピーカービューを利用していると、アクティブスピーカー(話している人)が大きく表示されるため、発言者が変わるたびに画面が切り替わります。ピン留め機能を使うと、画面の切り替えを止めて、常に同じ人を大きく固定して表示することができます。
ピン留め機能の使い方
2ステップで簡単に利用ができます。
ピン留め機能についてよくある疑問
ピン留め機能についてよく受ける質問を2つ紹介します。疑問が解決しない時は、気軽に問い合わせください。
Q.ピン留めされた人に通知されるの?
A.通知はされません。ピン留めの機能もビュー機能と同じく他の会議参加者の画面に影響のない機能です。そのため、自分の画面でのみ特定のスピーカーが固定されます。
Q.録画録音にピン留めは影響する?
A.ローカル録画をしている場合は、ピン留めの設定がそのまま録画されます。
クラウド録画をしている場合は、ピン留めは影響しません。スピーカーが切り替わる映像が録画されます。
スポットライト機能
スポットライト機能を利用することで、会議参加者全員の画面表示を固定することができます。会議主催者にとって会議を仕切りやすくなる機能です。
スポットライト機能とは、スポットライト機能の使い方、スポットライト機能についてよくある質問の順に説明していきます。
スポットライト機能とは?
Zoom会議に参加している人全員の画面を特定の人で固定する機能です。「ピン留め」はそれぞれ個人の設定ですが、スポットライト機能を利用することで、全員の画面を強制的に「ピン留め」状態にすることができます。
全員の画面を強制的に設定できるので、発表者の顔を映し続けたいときなどに利用することができます。
スポットライト機能の使い方
スポットライトはここまでの紹介した2つの機能とは異なり、「ホスト」と「共同ホスト」にのみ利用できる機能です。
「ホスト」「共同ホスト」である場合は、以下の2ステップで利用することができます。
この2ステップで全員の画面に対象の方が固定されます。
スポットライトを外したい場合は、ワンクリックで可能です。
スポットライト機能についてよくある疑問
スポットライト機能についてよく受ける質問を4つ紹介します。疑問が解決しない時は、気軽に問い合わせください。
Q.複数人を表示することは可能でしょうか。
A.可能です。1人にスポットライトを表示した状態で、別のビデオを固定したい方のパネルの右上「…」から「スポットライトを追加」をクリックいただくと、2人目の追加ができます。
並び順については、先に追加した人が左、後から追加された方が右側に表示されます。
Q.スポットライトの人をスムーズに切り替えるにはどうしたらいいでしょうか?
A.スポットライトの切り替えを使ってください。次にスポットライトを当てて画面を固定したい人のパネルの右上「…」から「スポットライトビデオの切り替え」をクリックいただくと、クリックと同時に切り替えを行うことができます。
この機能を利用することで切り替えのステップを短縮できます。
本来なら、「新しくビデオ固定する人のスポットライトを追加⇒スポットライトを外す人のスポットライトの削除」という2ステップかかるところをボタン1つで実施できます。
Q.画面共有中でも利用できる?
A.はい、可能です。画面共有中であっても、参加者のZoomウィンドウにはスポットライトを当てている人だけが表示されます。
Q.画面共有中に、スポットライトの逆、つまりビデオを一切映さないことは可能でしょうか?
A.これはZoomサポートに問い合わせましたが、現時点では不可能のようです。
Q.「スポットライトビデオ」の表示がでない参加者がいるのですがどうしたらいいでしょうか。
A.カメラをオンにしてもらってください。スポットライトはカメラがオンにしている人のみ利用できます。カメラをオフにしている方の右上「…」をクリックしても「全員のスポットライト」の表示は出ません。
そのため、カメラをオフにしている人に対しては同じくパネルの右上「…」より「カメラのONをリクエストする」を押下するなどして、カメラオンにしてもらう必要があります。
まとめ
最後に紹介した3つの機能の違いを簡単にまとめます。
ビュー | ピン | スポットライト | |
---|---|---|---|
利用できる人 | 誰でも | 誰でも | ホスト・共同ホスト |
影響範囲 | 自分のみ | 自分のみ | 全参加者 |
録画への影響 | ローカルの録画の場合影響し、クラウド録画の場合は影響しない | ローカルの録画の場合影響し、クラウド録画の場合は影響しない | どちらも影響する |
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Zoom運営を行うことがあるので、他の機能についてもまとめています。
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