こんにちは。co-inと申します。「Company」と「Interpreter」の頭文字2文字ずつを取ってco-inです。名前の通り、通訳業界でのサービスを始めました。Zoom会議に通訳者の派遣を行っております。

昨今、ビジネスシーンではWeb会議が当たり前になってきています。
日々Web会議をこなす中で、会議で話していることをリアルタイムで自動で文字に起こして字幕として表示してほしいと感じたことはありませんか?実は、Zoom会議では自動で文字起こしをして、字幕を自動生成する機能があります。

本日はZoomで自動で文字起こしをする方法について書いていこうと思います。

Zoomで文字起こしを行う方法

Zoomで文字起こしを行うには大きく分けて3つの方法があります。「Zoomの自動文字起こし機能を使う方法」と「外部サービスと連携して文字起こしをする方法」、「手動で文字起こしを行う方法」の3種類となります。

どの方法を利用するにも共通の設定手段があります。この記事ではまず3種類の方法に共通の設定手段について触れ、3種類それぞれの利用方法を記載していこうと思います。

3つの方法に共通する設定手段

字幕機能を利用する前提条件

Zoomの自動文字起こし機能、字幕機能を利用するためには、2つの条件があります。

  1. 特定の有料プラン(プロ、ビジネス、教育機関向け、エンタープライズ)を購入していること
  2. Zoomをアプリで利用する場合、アプリが特定のバージョン以上であること:対応しているバージョンはそれぞれ以下の通りです。Zoom デスクトップ クライアント(字幕の入力または表示)
    Windows: バージョン 3.5.37712.0111 以上
    macOS: バージョン 3.5.37712.0111 以上
    Linux: バージョン 3.5.37712.0111 以上

    Zoom モバイル アプリ(字幕の表示のみしか利用できません。
    iOS: バージョン 4.0.21521.0116 以上
    Android: バージョン 4.0.21521.0116 以上

字幕機能の設定方法

  1. Zoomのマイアカウントにログインし、設定ページへ進む
  2. 「ミーティングにて(詳細)」の中の「字幕」まで進み、以下のように字幕機能を有効にする
    「Allow use of caption API Token to integrate with 3rd-party Closed Captioning services」を選ぶことで、後ほど説明する「外部サービスを連携して字幕を表示する方法」を利用することができます。

この2つのステップでZoom上での字幕機能を利用することができます。

Zoomの自動文字起こし機能を利用する方法

zoomには、自動文字起こし機能がついているため、その機能を利用することで文字起こしができます。Zoomの自動文字起こし機能は、「ライブトランスクリプト」機能と呼ばれます。

「ライブトランスクリプト」機能とは、会議中に自動で文字起こしを行う機能です。前述の有料版Zoomアカウントを利用している人が「ライブトランスクリプト」機能を利用することができます。2021年秋頃までに無料ユーザも含めた全ユーザに対応する予定となっているようです。(Zoom公式ブログより)

Zoom上で設定をするだけで利用開始をすることができるので、後述する外部サービスを利用するよりも簡単に利用を開始できます。注意点としては、現在は英語にのみ対応しているので、日本語を始めとしたその他の言語の文字起こしはできません。

そのため、現時点では英語の会議に参加する際にこの機能を有効にし、話し手の音声の文字起こしを見て、聞き漏らしをなくすような使い方に向いています。

利用方法

前述した3種類の方法に共通の設定を完了している場合、Zoom会議を始めると下メニューに「ライブトランスクリプト」というボタンが表示されます。

「ライブトランスクリプト」のボタンを押下すると、字幕の表示方法に関するメニューが表示されます。「自動トランスクリプションを有効化」を押下すると、英語音声に自動で字幕がつくようになります。

Zoomの標準機能で自動で文字起こしがされます。個人で使ってみた所感としましては音がしっかり聞こえていればまあまあのクオリティで文字起こしがされております。

外部サービスと連携して文字起こしをする方法

外部サービスを利用して自動で文字起こしをして、字幕を生成することもできます。外部サービスを利用したときの仕組みをご紹介します。

  1. 会議の音声を拾い、外部サービスにて会議の音声を聞きます。(やり方はそれぞれの外部サービスに依ります)
  2. 外部サービスの機能で聞き取った音を文字にします。
  3. 変換した文字をZoomのWeb会議の中に配信します。

そのため、1と3のステップにてそれぞれの外部サービスと連携する必要があります。それぞれの外部サービス、アプリにて連携する方法が表示されておりますので、外部サービスごとの手段に沿って対応してください。

外部サービスの字幕機能では必ず「APIトークン」が必要となります。「ライブトランスクリプト」のメニューから「APIトークンをコピー」を押下すると、字幕機能に必要なトークンを利用することができます。

外部サービスとしては、以下のようなものがあるようです。体験版こそあるものの基本的には有料のソフトとなっております。

手動で文字起こしを行う方法

利用方法

「ライブトランスクリプト」のボタンを押下すると、字幕の表示方法に関するメニューが表示されます。入力する人の割り当てのどちらかを選択し、字幕を入力する人を選択します。

字幕入力を行う人に選ばれると、会議画面の上に以下のような「字幕」というウィンドウが表示されます。

「字幕」ウィンドウ上の下半分には自分で文字を入力することができます。字幕を手動で入力する際には日本語で行うことも可能です。

文字を入力した後にEnterを押下すると、字幕が送信されます。送信された字幕は同じウィンドウ上の上半分で確認をすることができます。

入力した字幕は自動で画面上で表示され、会議の参加者は字幕を画面上で確認することができます。

また、流れていってしまった字幕を確認するには「フルトランスクリプト」を表示することで過去の字幕も確認できます。フルトランスクリプト機能は、過去の字幕をすべて時系列で確認する機能です。

下部メニューバーの「ライブトランスクリプト」の右上の矢印を押下し、「フルトランスクリプトを表示」を推していただくと、以下のような画面が右側に表示されます。

もし、字幕がうまく見られていない参加者がいるようであれば、同じメニューの「サブタイトルを表示/非表示」のボタンを押してもらうようにしましょう。

まとめ

Zoom会議で文字起こしを行う3種類の方法をご紹介しました。年内には無料ユーザも含めた全てのユーザにて利用ができるようになりますので、この記事を参考に是非設定し、利用をしてみてください。

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